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建設業許可に関するQ&A

許可ごと会社を買い取りたい 2015/10/8

現在、弊社では、建設部門の立ち上げを急いでいます。というのも、すでに受注見込み案件が発生しているためです。そんななかで、建設業許可をすでにもっている会社を買う(M&A)という選択肢も検討しています。このような場合の注意点を教えて頂けますでしょうか。

許可を引き継ぐには人的要件にも注意

株式を取得するだけではダメ 建設業許可を新規で取得する場合には、短くても1ヶ月程度要します。すぐにでも建設業許可をもって受注を開始したい場合には、会社ごと買い取るというのも選択肢の一つとなります。ただし、建設業許可の存続には人的要件が必須となります。株式を取得するだけでは、許可の維持ができない場合があります。

許可を引き継ぐためには 会社を買い取る目的が建設業許可であるという場合には、2つの選択肢を考慮にいれなければなりません。1つは、「許可要件を担う者(経営業務の管理責任者・専任技術者)をそのまま雇い続ける」もう1つは「許可要件を担う者を交替する」。建設業許可は、許可要件を担う者がいなくなった時点で廃止されてしまいます。仮に、会社の買取りと同時に、役員、従業員もすべて入れ替えという場合には、許可要件を担う者を代わりに用意する必要があります。

買取る場合の難しさ 建設業許可の人的要件の一つに、経営業務の管理責任者要件というものがあります。これは、取締役のいずれかが該当しなければならない要件ですので、人員をそのまま引き継ぐ場合には、当然取締役に要件を満たす旧役員を残す必要がでてきます。

不在期間に注意 許可要件を担う者は、一日たりとも不在期間があってはなりません。つまり人員の交代を伴う場合には、継続した要件具備に気をつけましょう。ちなみに、交替の届け出は、交替のあった日より2週間以内に届出ることと決められています。

吸収合併等の場合 ちなみに、吸収合併を行う場合には、吸収される会社の法人格は消滅しますので、仮に、建設業許可をもっている会社を吸収しようとする場合には、許可も消滅してしまいますので、新規申請が必要となります。また、新設合併の場合にも、旧会社は消滅しますので同様に新規申請が必要となります。

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