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建設業許可に関するQ&A

解体工事業者登録と建設業許可 2016/4/6

東京都で個人事業として開業予定です。解体工事業を営むうえで、取得しておかなければならない登録や許可があると聞きました。私は、どの手続きをすべきなのでしょうか。ちなみに、自分でもお手続き可能でしょうか。

解体工事業者登録又は建設業許可が必要

解体業者は原則として登録が必要 まず、解体工事業を営むにあたっては、原則として「解体工事業者登録」(建設リサイクル法)が必要と理解してください。この登録は、施工する解体現場の所在の都道府県ごとに業者登録を受けておく必要があります。つまり、東京都の解体現場を施工するには東京都での登録を。埼玉県の解体現場で施工するには埼玉県の登録が必要となります。一つの業者が複数の都道府県に登録を受ける状態が一般的です。ちなみに、登録手続きはご自身でされる方も多いです。

500万円以上は建設業許可が必要 解体工事のなかでも、1件について請負代金が500万円以上の解体工事を施工する場合には、「解体工事業者登録」ではなく「建設業許可(業種とび・土工・コンクリート)」(建設業法)を取得する必要があります。つまり、「解体工事業登録」のみの業者が500万円以上の解体工事を受注することはできないということです。どちらのお手続きが必要かという問いに対しての回答は、御社が請負金額500万円以上の解体工事を受注するか否かによるということです。もっとも「登録」及び「許可」には、要件が定められていますので、その要件を満たす必要はあります。

登録業者が建設業許可を取得したら 「解体工事業者登録」を受けている業者が、500万円以上の現場を受注するために「建設業許可(業種とび・土工・コンクリート)」を取得することもあります。その場合、「登録業者」は「みなし登録業者」という扱いになり、引き続き登録業者として扱われます。しかし、お手続きとしては、「建設業許可」を取得した旨を登録している都道府県へ届出る必要があります。

建設業許可の「建築一式」と「土木一式」 先ほど「建設業許可(業種とび・土工・コンクリート)」を取得した業者は、「みなし登録業者」となるという説明を致しましたが、補足として「建設業許可(業種建築一式)」「建設業許可(業種土木一式)」でも「みなし登録業者」となることができます。しかし、この2つの業種で「建設業許可」を取得した場合には、500万円以上の解体工事単体を受注することはできませんので注意が必要です。

「登録業者」と「みなし登録業者」の手続き上の違い ちなみに、登録は工事現場の所在地のある都道府県にあらかじめ登録を受けておく必要がありますが、「みなし登録業者」は、日本全国で工事が施工可能となります。その点でも、施工現場が複数の都道府県にわたる場合には、許可を取得してしまったほうが、手続きが少なくなるといえます。

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