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建設業許可に関するQ&A

県外に営業所を設ける場合 2016/4/6

現在、千葉県で建設業許可を取得しています。営業所は本店のみです。しかしながら、埼玉県での工事現場も多く、いっそのこと事業所を設けて、作業員の詰所にしたいと思っています。このような場合、許可は大臣許可になるのでしょうか。

建設業法上の営業所にあたるかがポイント

大臣許可とは 大臣許可とは、建設業許可において、複数の都道府県に跨って営業所を設置する業者が取得する区分です。主たる営業所には「経営業務の管理責任者」及び「専任技術者」が。その他の従たる事務所にはそれぞれ「令三条の使用人」及び「専任技術者」を常勤で配置する必要があります。つまり、これらの人員を配置できない業者は、大臣許可を取得できないということになります。ちなみに、大臣許可は申請してから取得まで3ヶ月ほどかかります。

詰所を設けることはできる 例えば、専任技術者に適任の者がいない場合、大臣許可が取得できないので、県外に詰め所を設けることができないのか。答えは「いいえ」です。建設業法上での「営業所」とは、工事契約、見積等をする権限が与えられている事務所であると定義されています。つまり、単なる作業員の詰所の場合は「営業所」に該当しません。よって、大臣許可はそもそも不要なのです。

気をつけるべき事項 ここで、よくある質問として、500万円未満の工事契約ならば、許可上の営業所でなくても締結してよいのではないかというものがあります。答えは「いいえ」です。建設業許可業者は、許可業種についての工事契約について、建設業許可上で登録された営業所以外では契約締結できないこととなっています。今回のご質問によれば、仮に埼玉県の詰所と言いつつ、営業所長の権限で工事契約を締結してしまった場合、本来ならば大臣許可を取得し、営業所として登録をしておかなければならないので、法令違反となってしまいます。契約は、本店のみで行って下さい。

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